コードに付けられた『.』は「ブレイク」を意味します。ブレイクには「休止」「ショット」「ホールドコード」があり、コードの後ろに『.』を1つ付けると「休止」、2つ付けると「ショット」3つ付けると「ホールドコード」になります。ブレイクは特定のパートに適用することもできます。その際、『.』の後ろにブレイクをしないパートの頭文字を付けます。例えば『..bd』と入力するとベースとドラム以外のパートがショットを演奏し、『...p』と入力するとピアノ以外のパートがホールドコードを演奏します。

コードに『^』が付いていると、コードは「アンティシペーション」されます。アンティシペーションとは拍の頭をほんの少し先行して演奏することです。

コードの入力に、ある程度慣れてきたら、ブレイクやアンティシペーションを付けて、変化を楽しんでください!
これらの記号は、PCキーボードから入力することもできますが、「現行コードの設定」ダイアログ(コードシートを右クリックし、表示されるポップアップメニューから現行コードの設定メニューを選択すると開きます)を使って簡単に入力することもできます。

詳しくはマニュアルの第6章 アドバンス設定を参照してください。(バージョン16のマニュアルでは82ページに記載されています) また、Band-in-a-Boxのヘルプにも、画像付きで解説が載っています。ヘルプを起動し、[キーワード]のタブをクリックして、「ブレイク」「アンティシペーション」と入力をすると、該当トピックのページが開きます。