Band-in-a-Box Windows 版 バージョン33 マニュアル
第14章 ツール&ユーティリティ
動画プレイヤー
お手持ちの動画を動画プレイヤーで再生できます。
上部ツールバーの【開く+】ボタンを押して「ファイルを開く」を選択し、動画ファイルを選びます。または、【動画】ボタンを押し、「動画を再生」を選択して動画プレイヤーを開いてから、動画ファイルを選択します。
画面上部のボタンを使って、再生を設定できます。遅い速度による再生は、ほとんどの動画プレイヤーよりも優れていると言えます。(注:49%以下にすると、音声は設定した速さで再生しますが、映像は静止します。)
ある部分をゆっくり繰り返すには、速度を設定したあとにコードシートでその範囲を選択し、上部ツールバーの【範囲繰り返し】ボタンを使って選択範囲を再生します。
再生中に音声と映像が合わなくなったら、【同期化実行】ボタンを押して同期化を実行します。
ウィンドウ上部のボタンを使って、動画ファイルの映像のみをウィンドウに表示したり、音声のみをオーディオトラックに開いたりできます。
[設定]ボタンを押すと、映像と音声の同期化を調整できます。
表示の調整:音声と映像をわざとずらします。正数は映像を遅く表示し、負数は映像を早く表示します。 同期化方法:映像と音声の同期化を行う際に、映像を音声に合わせる、音声を映像に合わせる、全く同期化しない、のいずれかに設定できます。音声を映像に合わせると音が滑らかにならない可能性があるため、映像を音声に合わせることを推奨します。 同期化頻度:映像と音声の同期化を最低この間隔で実行します。 ずれ許容値:音声と映像のずれがこの数値より少なければ同期化を試みません。 |
ファイルの検索
ファイルが増えて探すのに苦労していませんか?ファイル検索機能を使うと、ソングファイルはもちろん、さまざまな形式のファイルを簡単に検索できます。
上部ツールバーの【開く+】ボタンを押して、「ファイルを検索」を選択します。ショートカットキーは [S][S][1][1][Enter]です。
「ファイル名のすべてまたは一部」欄にファイル名の全部か一部を入力して検索できます。* や ? などのワイルドカードは使えません。
「ファイル内に含まれる文字」欄に文字を入力すると、その文字がファイル内のどこか(例えばタイトルやソングメモ)に含まれるソングファイル、MIDIファイル、KARファイルを検索できます。
作成日時や更新日時でファイルを検索することもできます。
検索結果はBand-in-a-Boxを終了したあとにも残るため、次回このダイアログを開いた時に検索結果を見ることができます。
チューナー
これはギターとベースを対象に開発されたものですが、他の楽器に対しても使用できます。
チューナーを起動するには、上部ツールバーの【チューナー】ボタンを押します。または、ウィンドウメニュー>チューナー を選択します。
エレキギターやエレキベースなどの電子楽器は、コンピュータのサウンドカードのライン入力に接続し、アコースティック楽器は、マイクをサウンドカードのマイク入力に接続します。チューナーはライン入力またはライン入力からの音を受信すると、最も近い音を識別してトーン情報を画面に表示します。
マスターチューニング
マスターチューニングを使うと、サウンドカードや音源を正確にチューニングできます。チューニングが難しい楽器を演奏・録音する際に役立つ機能です。[注:サウンドカードや音源がマスターチューニングをサポートしない場合もあります。]
マスターチューニングを起動するには、オプションメニュー>GM設定など>マスターチューニング を選択します。
MIDI モニター
MIDIモニターは、コンピュータに接続したMIDI機器からの入力データとBand-in-a-Boxの出力データを表示します。MIDIデータの学習や分析に役立つツールです。
MIDIモニターを起動するには、上部ツ―ルバーの【MIDI】ボタンを押します。または、ウィンドウメニュー>MIDIモニター を選択します。
イベント:MIDIディスプレイを消去したあとに入力された現行イベント数を表示します。
消去:MIDIディスプレイ、イベントカウンタ、チャンネルアクティビティパネルを消去します。
保存:MIDIディスプレイのデータをテキストファイルに保存します。保存したファイルをワープロなど開き、内容を詳しく調べることができます。
設定:MIDIモニター設定ダイアログを開きます。MIDIモニターの表示をカスタマイズします。
フィルター:フィルターダイアログを開きます。
シーケンサーコントロール:[再生][巻戻し][停止]ボタンを使って、再生を操作できます。
タイマー:ミリ秒単位のタイマーは、メッセージ間のタイミングを計るのに便利です。コンピュータが最適化の状態ではタイマーはほぼ正確に作動しますが、ヘビーロードの際は少しズレが生じることがあります。Band-in-a-BoxでMIDIを録音したあとに、イベントリストでタイミングを調べると、最も正確にタイミングを計れます。Band-in-a-Boxでミリ秒単位のタイミングを計るには、PPQNを480に、テンポを125BPMに設定します。この分解能とテンポ設定によってイベントリストのティック数はミリ秒対応となります。
#:表示が最後にクリアされた時点からカウントしたイベント番号が表示されます。
位置:タイマーが最後にクリアされてからカウントしたイベントの位置がミリ秒単位で表示されます。
入力元:IntはイベントがBand-in-a-Boxで生成されたことを、ExtはイベントがMIDI入力ポートに結び付けた他の外部MIDIデバイスで生成されたことを意味します。
Raw:RawバイトはそれぞれのMIDIメッセージを表します。殆どのMIDIメッセージは3バイトで構成されますが、1バイトあるいは2バイトを含む場合もあります。システムエクスクルーシブメッセージには任意数のバイトが含まれますから、この部分は空白で表示されますが、16Rawバイト以内のシステムエクスクルーシブメッセージはデータ欄に表示され、それよりも大きな場合は1行あたり16バイトを入れた形で複数の列に表示されます。
状態:イベントの状態が表示されます。
Ch:イベントのチャンネルが表示されます。システムメッセージに関連するチャンネルは存在しないため、値が$F0から$FFまでのシステムメッセージの場合、この部分は空白で表示されます。
データ1:MIDIメッセージの最初のデータバイトを示すテキスト名が表示されます。ピッチベンドやソングポジションポインター(SPP)のようなメッセージの場合は最初とその次のデータバイトを計算した結果、その値がデータ1列に表示されます。
データ2:MIDIメッセージの2番目のデータバイトを示すテキスト名が表示されます。
BBツーゴー ((iOS/Android版用ファイルの作成)
Band-in-a-Box iOS版およびBand-in-a-Box Android版は、それぞれ単独で動作するアプリです。iPhoneやAndroidなどのデバイス上でソングを作成・演奏・転送・生成できます。
BBツーゴーダイアログを使うと、モバイル版で使用するファイルを作成できます。ダイアログを開くには、ウィンドウメニュー>BBツーゴー を選択します。
左側には、\bb\BB2Goのフォルダに保存されているソングファイルが一覧表示されます。右側にある【BB2Goフォルダを表示する】ボタンを押すと、BB2Goフォルダがエクスプローラで開き、ソングファイルを追加できます。ソングを追加したら、一覧の上にある【更新】ボタンを押します。【現行ソングを開く】ボタンを押すと、一覧で選択しているソングが開き、聞くことができます。
右側にあるボタンを使って、M4Aファイルを作成できます。【選択ソング】ボタンは、一覧で選択しているソングのM4Aファイルを作成します。【選択ソングのフォルダの全ソング】ボタンは、一覧で選択しているソングと同じフォルダに保存されているすべてのソングのM4Aファイルを作成します。【現行の一覧の全ソング】ボタンは、一覧に表示されているすべてのソングのM4Aファイルを作成します。
M4Aファイルが作成されると、一覧ではソングのファイル名が緑で表示されます。これは、そのソングに対するM4Aファイルが存在することを示します。
Fretlightギター
Fretlightギターは指板を光らせて、押さえる場所を教えてくれる教則ギターです。
ギター設定ダイアログの「Fretlight ギターに連結」のオプションを有効にすると、Band-in-a-BoxのギターウィンドウがFretlightギターに反映されます。
使い方例:
・ 偉大なナッシュビルギタリストBrent Masonのアーティストパフォーマンストラックを聞きながら、演奏の様子をFretlightギターで見る。
・ ギターチューターを有効にし、さまざまなタイプ(ジャズ、ポップ、フォーク)のギターコードの弾き方を Fretlightギターを見ながら学ぶ。
・ リアルトラックで生成されたトラックの演奏をただ聞くだけでなく、その演奏をFretlightギターで追う。
TranzPort
Frontier Design社のワイヤレスリモートコントローラTranzPortを使うと、隣の部屋のBand-in-a-Boxを操作できます。
TranzPortには、バックライト付きLCDディスプレイや Band-in-a-Boxを操作できるボタンやホイールが装備されています。
Band-in-a-Boxでのソングの選択/再生/停止/一時停止や、トラックの選択/消音/ソロ再生、ボリューム/テンポ変更の操作はすべてサポートされています。 ソング再生中にはバックライト付きLCDディスプレイにコードが表示されます。例えば、ピアノとコンピュータを別々の部屋に置いていても、ピアノを弾きながらTranzPortを使ってBand-in-a-Boxのソング選択や再生を操作できます。送受信距離は最高10mで、TranzPortとコンピュータの間に壁があっても送受信を遮られることもないため、スタジオでプロデューサーデスクやボーカルブースなどから操作することも可能です。また、アルトサックスなどの非コンサートを弾きながらTranzPortを使用する場合はディスプレイにコードを移調して表示することもできるため、ジャムセッションに便利です。TranzPortのディスプレイには歌詞も表示できるので、お好きな場所でワイヤレスカラオケを楽しめます。TranzPort はPro Tools、Sonar、Logic、Cubase、Digital Performerなどの人気音楽ソフトなどでも使えます。
コンピュータにTranzPortのソフトウェアをインストールしたあと、Band-in-a-Boxを起動します。Band-in-a-BoxがTranzPortを認識すると、MIDI/オーディオドライバ設定ダイアログのMIDI入力ドライバ/MIDI出力ドライバの欄にTranzPortが表示されます。TranzPortは音源ではないため出入力ドライバとして選択しないでください。認識されたことだけを確認してください。
TranzPortの使用を開始するには、Band-in-a-Boxの使用中にTranzPort のキーを何か (停止ボタンなど)押して、TranzPortを起こします。すると、TranzPort の画面にソングのタイトル、テンポ、現行トラック、トラックボリューム、楽器名が表示されます。
環境設定ダイアログの【Tranzport】ボタンを押すと、TranzPortを使う際のオプションを設定できます。
音符単位歌詞を表示する / 小節単位歌詞を表示する:再生中に、メロディートラックに入力した音符単位歌詞や、小節単位歌詞をTranzPortに表示するには、それぞれを有効にします。
表示を移調する:有効にすると、非コンサート楽器の練習時にTranzPortの表示を移調できます。これは、Band-in-a-Boxを使って友人と練習する際に便利な機能です。一人はコンピュータ画面を見て、もう一人はTranzPortの画面で非コンサート楽器用のキーに移調された表示を確認しながら、それぞれの楽器を演奏できます。例えば、【アルトサックス】ボタンを押すと、TranzPortにはEbキーに移調されたコードが表示されるため、友人と練習できます。
