Band-in-a-Box Windows 版 バージョン33 マニュアル
第5章 ソングの演奏
ファイルを開く
Band-in-a-Boxでは、Band-in-a-Boxソングファイル(.SG_、.MG_)、オーディオファイル(.WAV、.MP3、.M4Aなど)、MIDIファイル、カラオケファイル、動画ファイル、MusicXMLファイル、ABC譜ファイルを開けます。
ファイルを開くには、上部ツールバーのファイル欄のボタンを使います。
【開く】ボタンを押して、Band-in-a-Boxソングファイル(MGU/SGU)を開きます。ショートカットキーは [F3] または [S][S][4][Enter]です。
【開く+】ボタンを使うと、Band-in-a-Boxソングファイル(MGU/SGU)をはじめ、さまざまな形式のファイル(MIDIファイル、オーディオファイル、MusicXMLファイル、ABC譜ファイルなど)を開けます。
【ソング】ボタンを使ってファイルを開くこともできます。左側では規定の動作でソングを開き、右側では他の方法でソングを開いたり、左側を押した時の動作を変更したりします。
フォルダを参照してソングを開く
ツールバーの【開く】か【ソング】ボタンを押し、「フォルダを参照してソングを開く」のダイアログを開きます。または、[F3]か[S][S][4][Enter]を押します。
Band-in-a-Boxでサポートされるすべてのファイルタイプが表示されますので、.MGUまたは.SGUの拡張子が付いているファイルを選択します。
ドラッグ&ドロップでファイルを開く
ファイルをエクスプローラからドラッグしてBand-in-a-Boxにドロップすることで、開けます。この機能に対応するファイルの形式は、ソングファイル(.SGU、.MGU)、オーディオファイル(.WAV、.M4A、.MP3など)、MIDIファイル(.MID)、MusicXML(.XMLなど)、ABC譜ファイル(.abc)です。ファイルの形式によっては、新規ファイルとして開くか、現行ソングにインポートできます。どちらにするかは、ファイルをドロップした際に選択できます。
ソングピックウィンドウでソングを開く
このダイアログでは、最大60,000曲のソングを表示でき、ソングの詳細情報(タイトル、スタイル、キー、テンポ、拍子、メロディー/ソロ/歌詞の有無など)を確認できます。ソングを開く前にコード進行を確認したり、現行ソングと同じコード進行やメロディーを持つソングを検索したりすることもできます。
ダイアログを開くには、上部ツールバーの【開く】か【ソング】ボタンを使います。または、[Ctrl]+[F3]キーか [S][S][1][Enter]キーを押します。
最初にダイアログを開くと、ホームフォルダ (C:\bb\Songs) のソング一覧の構築が促されるので、指示に従います。
[参考:C:\bb\Songsは空のフォルダです。作成したソングの保存場所として使用できます。]
ホームフォルダ以外のフォルダのソングを表示するには、左上部の【変更】ボタンを押します。そして、該当メニューを使ってフォルダを参照したり、お気に入りフォルダダイアログを開いたりして目的のフォルダを指定します。このボタンのメニューを使ってホームフォルダを変更することもできます。
「ホームフォルダで開く」を有効にしておくと、フォルダを指定せずにダイアログを開いても、現行フォルダでなくホームフォルダが表示されます。
ダイアログ左下には、ソングの一覧で選択されているソングのコード進行が表示され、ソングを開く前に確認できます。このコード進行をハイライト選択し、コピーしてテキストファイルなどに貼り付けることもできます。
ソングの一覧をさまざまな要素で絞り込み表示できます。
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文字フィルター:例えば、loveとタイプすると、いずれかの列でloveを含むソングを検索できます。 |
【コード・メロディー】フィルターボタンを押し、「指定のコード進行に一致」を選択すると、指定のコード進行を持つソングを検索できます。
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ダイアログを開いたら、入力欄にDm7 | G7 | C | というように小節線を縦棒で表しながらコードをタイプします。この機能はコードの変化形を同じと判断するため、例えばCを探す際、CMaj7やC/Eも検索結果に含まれます。 |
【コード・メロディー】フィルターボタンを押し、「現行ソングの指定範囲のコード進行に一致」を選択すると、現在開いているソングの指定範囲のコード進行と同じコード進行を持つソングを検索できます。ダイアログを開いたら、「範囲の指定」欄で開始小節と小節数を入力して範囲を指定します。【更新】ボタンを押すと、その範囲のコード進行がダイアログに表示されます。検索条件に、「キーが相対的に同じ」、「キーが同じ」、「コードのエクステンションが同じ」、「拍子が同じ」を加えることもできます。
【コード・メロディー】フィルターボタンを押し、「現行ソングの指定範囲のメロディーに一致」を選択すると、現在開いているソングの指定範囲のメロディーと同じメロディーを持つソングを検索できます。ダイアログを開いたら、照合先トラックを選択し、さらに範囲を指定して、【更新】ボタンを押します。初期設定では、例えば、 C4,D4,E4は C4,D3,E5 と同じというように、オクターブの動きが違っても同じと判断されますが、「オクターブの動きが同じ」を有効した場合は、例えば 、C4,D4,E4は C4,D3,E5とは違うと判断されます。
【コード・メロディー】フィルターボタンを押し、「現行ソングの指定範囲のメロディーに一致」を選択すると、現在開いているソングの指定範囲のメロディーと同じメロディーを持つソングを検索できます。ダイアログを開いたら、照合先トラックを選択し、さらに範囲を指定して、【更新】ボタンを押します。
ダイアログの右下には、ソングを他の方法で検索したり、オプションを選択したり、他のダイアログにアクセスするためのボタンがあります。
開く:ソングピックダイアログを閉じ、「ファイルを開く」のダイアログを開きます。 |
ショートカットキーを使ってソングを開く
ファイル名が分かっていれば、ショートカットキーを使ってソングを素早く開けます。[S][O][N][G](ファイル名)[Enter] の順にタイプします。ファイル名は一部でも構いません。例えば、現行フォルダがSongsの際に、[S][O][N][G][Z][Z][W][Enter] と打つと、Songsフォルダに保存されているzzwaltz.MG8が開きます。
お気に入り/最近使ったソングを開く
上部ツールバーの【開く+】か【ソング】ボタンを使って、お気に入りソングダイアログ、または最近使ったソングダイアログを開きます。ショートカットキーを使う場合は、お気に入りソングは [S][S][3][Enter]、最近使ったソングは [S][S][4][Enter]です。
左上のボタンを使って、「お気に入り」と「最近使用」の一覧を切り替えます。お気に入りのリ一覧には、【Fに指定】ボタンを使って追加したソングが表示されます。お気に入りの一覧を表示している時にこのボタンを押すと、選択するソングを追加できます。最近使用の一覧を表示している時にこのボタンを押すと、一覧内の選択ソングが追加されます。最近使用の一覧には、「使用アイテムを自動的に追加する」が有効の場合は、使ったソングが自動的に追加されます。新規に保存したソングも追加されます。
右端のボタンを使って、一覧の並べ替えや検索ができます。【ジューク】ボタンを使って、ジュークボックス形式で連続演奏することもできます。
【セットを開く】【セットを保存】ボタンを使って、異なる「セット」を用意できます。例えば、「お気に入りスムーズジャズセット」「最近使用したモダンカントリーセット」などを揃えることが可能です。
「選択時に演奏を始める」を有効にすると、OKボタンを押すとすぐに演奏が開始します。
お気に入りフォルダからソングを開く
を一度開いたソングのフォルダは、お気に入りフォルダとして自動的に登録されます。お気に入りフォルダを表示するには、上部ツールバーの【開く】か【ソング】ボタンを押し、「お気に入りフォルダからソングを開く」を選択します。または、[S][S][6][Enter]キーを押します。お気に入りフォルダダイアログが開いたら、フォルダを選択し、【OK】ボタンを押します。すると、選択したフォルダを表示する「ファイルを開く」のダイアログが開くので、ソングを選択し、【開く】ボタンを押します。
前のソングを開く
上部ツールバーの【前へ】ボタンを押すと、現在開いているソングと同じフォルダにある、アルファベット順で前のソングが開きます。ショートカットキーは [Ctrl]+[Shift]+[F8]、または [S][S][7][Enter]です。
/次のソングを開く
上部ツールバーの【次へ】ボタンを押すと、現在開いているソングと同じフォルダにある、アルファベット順で次のソングが開きます。 ショートカットキーは [Shift]+[F8]です、または [S][S][8][Enter]です。
MIDIファイルを開く
上部ツールバーの【開く+】ボタンを押し、「MIDIファイルを開く」を選択します。ショートカットキーは[S][S][9][Enter]です。
MIDIファイルを開くと、コード進行がコードシートに書き出され、その他のデータはメロディートラックに書き出されます。スタイルは無効に設定されます。これは、MIDIファイルだけを再生するためです。スタイルによって自動生成されるトラックとMIDIファイルを一緒に聞きたい場合は、上部ツールバーに表示されているスタイル名をクリックし、「スタイル有効」にチェックを入れます。
カラオケファイルを開く
上部ツールバーの【開く+】ボタンを押し、「カラオケファイルを開く」を選択します。ショートカットキーは[S][S][1][3][Enter]です。
カラオケファイル(.KAR)を開くと、コード進行がコードシートに書き出され、その他のデータはメロディートラックに書き出されます。スタイルは無効に設定されます。これは、カラオケファイルだけを再生するためです。スタイルによって自動生成されるトラックとカラオケファイルを一緒に聞きたい場合は、上部ツールバーのソング欄に表示されるスタイル名を右クリックし、「スタイル有効」にチェックを入れます。
オーディオファイルを開く
上部ツールバーの【開く+】ボタンを押し、「オーディオファイルを開く」を選択します。ショートカットキーは[S][S][1][0][Enter]です。
オーディオファイルを開いたあと、上部ツールバーに表示されているスタイル名をクリックし、メニューから「スタイル有効」からチェックを外すと、Band-in-a-Boxの伴奏なしでオーディオファイルだけを聞くことができます。
MusicXMLファイルを開く
Finale、Sibelius、Guitar Proなどの楽譜編集プログラムで作成したMusicXMLファイル(.xml、.mxl、.musicxml)を開くには、上部ツールバーの【開く+】ボタンを押し、「MusicXMLファイルを開く」を選択します。
「トラックを選択」の欄には、MusicXMLファイルに存在するトラックが表示されます。ここで、Band-in-a-Boxに開きたいものを選択します。複数を選択するには、[Ctrl]キーを押しながらトラックをクリックします。MusicXMLファイルに含まれていても、この欄で選択されないトラックは開きません。
初期設定では、MusicXMLファイルに存在するすべてのトラックはユーティリティトラック1~16に開きます。「トラックを選択」の欄を右クリックすると、トラックの宛先を変更したり、ギターカポの設定を行ったりできます。
取り入れるトラックや宛先を選択したら、ファイルからどのデータ(音符、コード、テキストイベントなど)を取り入れるかを選択します。
「BBソング形式のための調整小節数」のオプションでは、MusicXMLファイルを開く際に頭に付け加える小節数を入力します。これは、Band-in-a-Boxのソングの出だしの2小節カウントインに合わせるためのものです。MusicXML ファイルにカウントインがなければ、2を入力してください。
「MusicXMLファイルの頭から省く小節」のオプションを使って、特定の小節からデータを読み込めます。例えば4に設定すると、第5小節からデータが読み込まれます。
トラックの選択や宛先の変更、データの選択、その他のオプションの設定を行ったら、【OK】ボタンを押し、MusicXMLファイルをBand-in-a-Boxに開きます。
ABC譜ファイルを開く
ABC譜ファイルは、世界で広く使われているシンプルなテキスト形式のファイルです。ABC譜ファイルを開くには、上部ツールバーの【開く+】ボタンを押し、「ABC譜ファイルを開く」を選択します。ABC譜ファイルの詳細は、abcnotation.comをご覧ください。
LyricLabファイルを開く
LyricLab (開発者 Joanne Cooper、ウェブサイト www.lyriclab.net) が生成した歌詞やコードを取り入れることができます。
LyricLabのウェブサイトでは、雰囲気、ミュージシャン、キー、歌詞の言語などを選択するだけで、数秒で歌詞やコードが自動生成されます。生成された歌詞やコードはテキストファイルにコピーして保存できます。(注:日本語の歌詞を含むテキストファイルはANSI文字コードで保存してください。) テキストファイルの各行はBand-in-a-Boxでは各小節に相当します。このため、テキストファイルを保存する際に、各行のコードの数を1つにしておく必要があります。例えば、下の左図のように、各行にコードが2つずつあるテキストファイルをBand-in-a-Boxで開くと、各行の最初のコードしか認識されません。しかし、2つ目のコードの前に改行を加え、各行にコード1つだけにしてからテキストファイルを開くと、すべてのコードが認識されます。
ファイルの用意ができたら、Band-in-a-Boxに戻り、[L][L][Enter]キーを押すか、ファイルメニュー>LyricLabファイルを開く を使って、該当ファイルを開きます。すると、コードがコードシートに書き出され、歌詞は小節単位歌詞としてコードシートや歌詞ウィンドウなどに表示されます。
スタイルの選択
伴奏トラックを自動生成するには、スタイルが必要です。Band-in-a-Boxには、ジャズ、ポップ、ロック、カントリー、フォーク、ブルース、ワールドなどの多様なジャンルのスタイルが豊富に備わっています。
スタイルピックダイアログを使用すると、検索、絞り込み表示、並べ替え、オーディオデモの試聴などの機能を活用しながらスタイルを選択できます。このダイアログは上部ツールバーの【スタイル】ボタンを使って開けます。ショートカットキーは、[S][Enter] または [Ctrl]+[F9]です。
一覧上でスタイルをクリックし、【デモ】ボタンを押すと、そのスタイルをオーディオデモで試聴できます。また、【+】ボタンのメニューにある「ダブルクリックしたらオーディオデモでなくソングで試聴する」が無効になっている場合は、一覧上でスタイルをクリックすることで、デモが再生されます。。
スタイルを選択し、【適用】ボタンを押すと、選択スタイルが現行ソングに適用されます。このボタンを押してもトラックは生成されません。【生成】ボタンを押した場合は選択スタイルが現行ソングに適用され、そのスタイルによってトラックが生成されます。 (詳細は第6章)
演奏の操作
ソングの演奏を操作するには、上部ツールバーのボタン、またはショートカットキーを使います。
[演奏]ボタンは、生成済みの伴奏トラックを使って、ソングを最初から演奏します。伴奏トラックが未生成の場合は、生成してから演奏します。
[演奏+]ボタンは、新しい伴奏トラックを生成し、ソングを最初から演奏します。フリーズ中のトラックでは伴奏が生成されませんが、[Shift]キーを押しながらボタンを押すと生成されます。[F4]
[一時停止]ボタンは、ソングの演奏を一時停止します。もう一度押すと停止した位置から演奏が再開します。[Ctrl]+[H]
[停止]ボタンは、ソングの演奏または録音を停止します。[Esc]
[録音]ボタンは、ソングにオーディオまたはMIDIを録音できます。[Ctrl]+[R]
[範囲繰り返し]ボタンは、コードシートで選択している範囲を繰り返し演奏したり、繰り返し機能を切り替えたり、繰り返し設定ダイアログを開いたりできます。
ボリューム・パン・リバーブ・トーンの設定
各トラックのボリュームやパン、リバーブ、トーンの設定は、ミキサーウィンドウまたはトラックウィンドウで行います。
数値を変更するには、スライダーを左右に動かすか、スライダーや数値上にカーソルを置き、マウスホイールを動かします。[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押しながらスライダーやマウスホイールを操作すると、該当トラックだけでなく全トラックの数値が変わります。[Ctrl]キーを押しながら操作すると、全トラックの数値が同じ値になるように変化します。[Shift]キーを押しながら操作すると、数値は相対的な釣合いを保ったまま変化します。また、スライダーをダブルクリックすると、初期設定の状態に戻ります。
特定トラックの消音/ソロ演奏
ミキサーウィンドウまたはトラックウィンドウの【M】か【S】ボタンを使用します。
ショートカットキーを使うこともできます。
[Alt]+[2] =全トラックを消音 |
[Alt]+[Shift]+[Z] = 現行トラックをソロ |
[Alt]+[3] = ベーストラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[3] = ベーストラックをソロ |
[Alt]+[4] = ピアノトラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[4] = ピアノトラックをソロ |
[Alt]+[5] = ドラムトラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[5] = ドラムトラックをソロ |
[Alt]+[6] = ギタートラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[6] = ギタートラックをソロ |
[Alt]+[7] = ストリングストラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[8] = ストリングストラックをソロ |
[Alt]+[8] = メロディートラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[9] = メロディートラックをソロ |
[Alt]+[9] = ソロトラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[9] = ソロトラックをソロ |
[Alt]+[0] = スルートラックを消音 |
[Alt]+[2] のあとに [Alt]+[0] = スルートラックをソロ |
MIDIトラックの楽器の選択
マルチピックライブラリを使うと、試聴やフィルター機能などを活用しながら、MIDIトラックの楽器を選択できます。
横ツールバーの【ライブラリ】ボタンを押してマルチピックライブラリを開いたら、上部の【楽器】タブを押して、MIDI楽器の一覧を表示します。
まず、左上部で適用先トラックを選択します。そして、フィルターや試聴等の機能を活用しながらMIDI楽器を選択します。目的のMIDI楽器が見つかったら、【適用】ボタンを押して、そのMIDI楽器を宛先トラックに適用します。このボタンを押してもトラックの生成は行われません。【生成】ボタンを押すと、選択したMIDI楽器が宛先トラックに適用され、さらにトラックが生成され、ソングが演奏されます。
プラグイン (シンセサイザー/エフェクト) の選択
各トラックに対し、MIDI出力ソフトウェアシンセサイザー(sforzando、CoyoteWT、SynthMasterなど)やエフェクト(リバーブ、ピークリミットなど)を選択できます。選択は、ミキサーウィンドウまたはトラックウィンドウで行います。
MIDIのトラックでは、シンセサイザー1つとエフェクト最大3つを選択できます。シンセサイザーは一番左の枠で選択し、エフェクトはその他の枠で選択します。オーディオのトラックでは、エフェクトを最大4つ選択でき、どの枠でも選択可能です。
プラグインを選択すると、初期設定ではそのウィンドウが自動的に開きます。
プラグインの名前をクリックするとメニューが開き、プラグインの選択、プリセットやグループの選択*、プラグインのオプションの設定などを行えます。
(*注:プリセットとは個々のプラグインで行った設定、グループとは各トラックで選んだプラグインのまとまりのことです。グループは、各トラックに選択しているすべてのプラグインのプリセットを含んでいて、TGSファイルとして保存されます。)
VST3プラグイン
VST2やDXiだけでなく、VST3もプラグインとして使用できます。
VST3を選択するには、目的のトラックを右クリックし、メニューから「VST3プラグインを選択」を選びます。すると、VST3選択ウィンドウが開きます。初めてこのウィンドウを開く際、一覧は空の状態で、VST3プラグインのスキャンを求められます。「はい」と答えると、スキャンが開始されます。スキャンが完了すると、選択可能なVST3プラグインの一覧が表示されます。
現行トラックにVST3プラグインを適用するには、それを一覧上でダブルクリックするか、画面右下にある【選択】ボタンを押します。
ソフトウェアシンセサイザー Sforzando
sforzando (Plogue社開発) は .SFZ形式に対応したサウンドプレイヤーです。Band-in-a-Boxでは、MIDIトラックをHi-Q楽器で再生するVSTソフトウェアシンセサイザープラグインとして使用できます。
MIDIトラックをsforzandoで再生するには、ミキサーウィンドウのプラグインの画面で現在選択されているシンセサイザーの名前をクリックし、メニューから「VST2/DXiプラグインを選択」を選びます。ダイアログが開くので、<VSTi>Plogue Art et Technologies, Inc: sforzando選択し、【OK】ボタンを押します。
すると、sforzandoのウィンドウが自動的に開くので、左上部にある【INSTRUMENT】をクリックしてHi-Q楽器を選択します。
上記以外にも、sforzandoとHi-Q楽器のプリセット (予め用意された組み合わせ) を選択する方法があります。横ツールバー上部でトラックを選択し、その右にある[+]ボタンのメニューから 「MIDI楽器を選択>Hi-Q楽器のプリセットを選択」を選択します。ダイアログが開くので、プリセット(.tgs)を選択し、OKボタンを押します。
そのあと、Hi-Q楽器とsforzandoが選択されたことをミキサーウィンドウで確認できます。
また、MIDIスーパートラックを含むスタイルを選択すると、該当トラックにHi-Q楽器とsforzandoが自動的に設定されます。ミキサーウィンドウのプラグイン画面に表示されるsforzandoの名前を右クリックすると、そのウィンドウが開きます。ここで、Hi-Q楽器にエフェクトを加えたり、別のHi-Q楽器に変更したりできます。
ソフトウェアシンセサイザー SynthMaster Player
Band-in-a-Boxには、KV331 Audioが開発したソフトウェアシンセサイザー SynthMaster Player (64ビット)が付属します。SynthMaster Playerには多くの音色が含まれており、特にモダンやテクノ系のサウンド作成に役立ちます。
MIDIトラックをSynthMaster Playerで再生するには、ミキサーウィンドウのプラグインの画面で現在選択されているシンセサイザーの名前をクリックし、メニューから「VST2/DXiプラグインを選択」を選びます。ダイアログが開くので、<VSTi> KV331 Audio: SynthMaster 2 Playerを選択し、【OK】ボタンを押します。
すると、該当トラックにSynthMaster Playerが使用されることをミキサーウィンドウで確認できます。
SynthMaster Playerにはたくさんの音色が含まれています。ミキサーウィンドウのKV331 Audio: SynthMaster 2 Playerと表示されている部分をクリックすると、SynthMaster Playerのウィンドウが開きます。ここで、音色を選択できます。
SynthMaster Playerを使うMIDIスーパートラックを任意のトラックに取り入れることができます。これは、マルチピックライブラリまたはMIDIスーパートラックの選択ダイアログを使って行います。どちらを使ってもかまいませんが、マルチピックライブラリでは、宛先トラックの選択、より便利な試聴、さまざまなフィルター機能、特定範囲のトラックの生成などを使用できるため、こちらをお勧めします。
マルチピックライブラリを使用する場合、ツールバーの【マルチピックライブラリ】または[F7]キーを使ってウィンドウを開き、【MIDIスーパー】タブを押して、MIDIスーパートラックの一覧を表示します。次に、宛先トラックを左上部のドロップダウンから選択します。そして、フィルター欄にSynthMasterと入力します。SynthMaster Playerを使うMIDIスーパートラックが表示されるので、試聴などの機能を活用しながら選択します。最後に、【適用】または【生成】ボタンを押します。該当トラックにHi-Q音色を適用するか確認されるので、はいと答えます。
ミキサーウィンドウを見ると、該当トラックにSynthMaster Playerプラグインが選択されていることを確認できます。SynthMaster Playerの音色をカスタマイズしたければ、KV331 Audio: SynthMaster 2 Playerと表示されている部分をクリックします。すると、SynthMaster Playerのウィンドウが開くので、音色の変更やエフェクトの適用などを行います。
また、PG Musicが用意した、SynthMaster Playerと音色の組み合わせをMIDIトラックに選択することも可能です。これには、マルチピックライブラリを使用します。まず、【MIDI楽器】タブを押してMIDI楽器の一覧を表示したら、フィルター欄で「SynthMaster」のみを選択します。すると、SynthMaster Playerと音色の組み合わせ(.tgs)が一覧に表示されるので、試聴などの機能を活用しながら選択します。
この他、SynthMaster Playerを使うMIDIスーパートラックを含むスタイルを選択することも可能です。スタイルピックダイアログのフィルター欄で「その他」のボタンを押し、「指定のMIDIスーパートラックセットのスタイル」を選択して、セットNo.39またはNo.40を指定します。これらのスタイルを選択すると、該当トラックにSynthMaster Playerが自動的に設定されます。
アレンジオプション
演奏の仕方をプログラム全般的に設定するには、環境設定ダイアログの【アレンジ】タブを押してダイアログを開きます。
プッシュのMIDIボリューム調整:MIDIトラックにおいて、プッシュされるコードのボリュームを他のコードと相対的に調整します。プッシュは少し大きめに演奏すると効果的です。
ショットのMIDIボリューム調整:MIDIトラックにおいて、ショットされるコードのボリュームを他のコードと相対的に調整します。
ホールドのMIDIボリューム調整:MIDIトラックにおいて、ホールドコードのボリュームを他のコードと相対的に調整します。
ブレイクを尊重する:有効の場合、コードに付けたブレイク(休止、ショット、ホールド)が演奏時に反映されます。休止の多いソングにおいてドラムが休止してリズムが掴みにくく、録音が上手くいかない場合は無効にするとよいでしょう。
ソングのプッシュを尊重する:有効の場合、コードに付けたプッシュが演奏時に反映されます。
スタイルのプッシュを尊重する:有効の場合、スタイルで定義されているプッシュが演奏時に反映されます。
ソングと共にスタイルを開く:普通は有効にし、ソングに組み込まれているスタイルも開くようにしますが、特定のスタイルを使っていろいろなソングを伴奏するには無効にします。
コンサートピッチ調整:キーやコードを変更せずに伴奏トラックを移調します。サックスやトランペットなどの非コンサート楽器に便利なオプションです。これはメロディー/ソロトラックを移調するためのものではありません。メロディー/ソロトラックを移調するには、メロディー/ソロメニュー内の移調>指定の半音数で移調を使用します。また、このコンサートピッチ調整オプションは、リアルトラックには適用されないなどの問題があるため、これではなく、ツールバーの【コード表示】ボタンを使って表示上の移調を行ってください。
エンディングを生成する:有効の場合、ラストコーラスのあとにエンディングが生成されます。(注:エンディングの生成をプログラム全般的には有効にしても現行ソングでは無効にするには、現行ソングの設定ダイアログを使います。)
ベース音の最低限:通常、スタイルはベース音を低Eまで演奏しますが、例えば低Cまで下げることが可能です。
低すぎるギター音を防止する:有効にすることで、ギターの6弦のEよりも低い音を防止します。
コード変更直前でパターン最終音を含める割合:スタイルは通常、コードチェンジ直前でパターンを再生しますが、これでは耳障りな場合があります。そこで、このオプションを例えば70%にすると、パターンの最終音の30%は非常に静かに演奏されて、コードチェンジが滑らかに行われます。
ドラムブラシ:殆どのGMモジュールはドラムのブラシサウンドとして楽器No.41を使います。Sound Blasterの場合はAWEパネルを使ってGSサウンドを読み込む必要があります。YAMAHA XGの場合はGMメニューの「GSモードオン」シグナルを送信する必要があります。もし使用しているモジュールにブラシサウンドがなければ、このオプションを使ってブラシのない別のドラムにリマップします。
開始小節の頭でクラッシュシンバルを鳴らす:有効の場合、イントロの後の最初の小節の頭でクラッシュシンバルが鳴ります。(注:スタイルによってクラッシュシンバルが鳴らない場合があります。)
自然な伴奏の行い方・詳細の通知:プロは複雑なエクステンション(C7b9b13やGm11など)を別のエクステンションで置き換えることによって、無理のない演奏を行うことがあります。Band-in-a-Box もこのようなコード解釈ができます。また、この機能を適用している際にその詳細を通知させることもできます。
MIDIをこのボリュームで演奏する:MIDIトラックを特定のボリュームで演奏できます。メロディートラックとソロトラックも同じボリュームで演奏することが可能です。
代用スタイルを開く:有効の場合、ソングを開く際に、ソングに選択されているスタイルが見つからない際に、それに似た別のスタイルが開きます。
代用スタイルもなければこれを開く:有効の場合、ソングを開く際に、ソングに選択されているスタイルも、代用スタイルも見つからなければ、ここで指定したスタイルが開きます。
該当・代用スタイル不在の通知:該当・代用スタイルが見つかった際に通知を表示するかどうか、また、通知を表示する場合はその表示時間を設定します。
代用スタイル不在の通知:代用スタイルが見つかった際に通知を表示するかどうか、また、通知を表示する場合はその表示時間を設定します。
練習用テンポ:指定範囲を繰り返す度にテンポを少しずつ変更できます。この機能を有効にするには、「変更値」に0以外の数値を入力します。(例えば20を入力すると、繰り返す度にテンポは20ずつ変更します。) そして、「変更方法」を指定します。
・上げる: テンポは指定値ずつ増え続けます。(最高500まで)
・上げて下げる:テンポは指定値ずつ増え、「最高変更値」分を変更したら、指定値ずつ減ります。例えば、現行ソングのテンポが140の場合に「変更値」を10にし、「最高変更値」を100にすると、140、150、160、・・・・240まで上昇したあと、240、230、・・・・140と変更します。
・上げて戻して上げる:テンポは指定値ずつ増え、「最高変更値」分を変更したら、元のテンポに戻り、また、指定値ずつ増えます。例えば、現行ソングのテンポが140の場合に「変更値」を10にし、「最高変更値」を100にすると、140、150、160、・・・・240まで上昇したあと、140に戻って、再度、150、160、・・・・240と変更します。
・上げて最高値を保つ:テンポは指定値ずつ増え、「最高変更値」分を変更したら、そのテンポを維持します。例えば、現行ソングのテンポが140の場合に「変更値」を10にし、「最高変更値」を100にすると、テンポは140、150、160、・・・・240まで上昇し、240を維持します。
休止を入れながら演奏する :有効にすると、どのソングも指定小節分の休止を入れながら演奏します。この機能を使ってテンポ感覚を養う練習ができます。例えばBand-in-a-Boxが4小節演奏した後、次の4小節は完全に休止させてその間に自分でテンポをカウントしたり楽器を弾く、といった使い方ができます。
新規ソングの長さ 新規ソングの合計小節数とコーラス数を設定します。
ソングの総括設定
ソングの繰り返し方をプログラム全般的に設定したり、ソングを開く際に読み込む要素を選択したりするには、環境設定ダイアログの【総括設定】タブを押してダイアログを開きます。
全体の繰り返し方:ソングをひととおり演奏したあとに繰り返すかどうかを設定します。
下記の設定:ソングを開いた際に読み込む設定を選択します。
ソロや消音:有効の場合、各トラックのソロや消音状態がソングに保存され、次回ソングを開いた際に同じ状態にできます。
スルートラックのボリューム、パン、リバーブ:有効の場合、ミキサーウィンドウでのスルートラックの設定がソングに保存され、次回ソングを開いた時に同じ設定を呼び戻せます。無効の場合は、初期設定のスルートラックの設定が使用されます。
トラックごとのボリュームとパンの単位の選択:有効の場合、ボリューム/パンをデシベルとMIDIボリュームのどちらで表示するかをトラックごとに選択でき、その選択はソングと共に保存されます。無効の場合は、ボリューム/パンの単位の選択は全トラックに適用されます。
楽譜記号:有効の場合、ソングを開いた際、ソングに保存されている楽譜記号が読み込まれます。
行単位歌詞の小節単位歌詞への変換:バージョン25以前で入力した行単位歌詞(ノーテーションウィンドウのツールバーと五線譜の間に表示される歌詞)を小節単位歌詞に変換できます。初期設定の「変換する(分割なし)」では、ソングを開いた際、行単位歌詞が小節単位歌詞に変換され、各行の歌詞が4小節に振り分けられます。「変換する(分割なし)」にすると、行単位歌詞は小節単位歌詞に変換されますが、振り分けはされません。「変換しない」にすると、ソングを開いた際には変換されませんが、後で【今変換する】ボタンを使って変換できます。
ミドルコーラスではパートマーカーを無視する:有効の場合、ミドルコーラスではパートマーカーに沿った演奏を行わず、サブスタイルbだけで演奏します。無効の場合は、他のコーラス同様、パートマーカーに沿った演奏を行います。(注:このオプションをソングごとに上書きするには、現行ソングの設定ダイアログを使います。)
シンプルに伴奏する:有効の場合、余分なリズムを加えたりコードを難しく解釈したりしません。無効の場合は、例えばC7のコードはC13やC7b9に装飾されます。(注:これをソングごとに上書きするには、現行ソングの設定ダイアログを使います。)
移調しない:有効の場合、すべてのソングのすべてのトラックにおいて、リアルトラックが移調をしないで生成されます。移調しなければ無理のない伴奏ができますが、多様性に欠けることがあります。
下記のトラックをシンプルに伴奏する:特定のトラックをシンプルに伴奏できます。
現行ソングの設定
現行ソングにおいて演奏の仕方を設定できます。例えば、ミドルコーラスでは伴奏の仕方を少し変える、コードのブレイクを特定コーラスでは無視する、などの設定が可能です。上部ツールバーの【ソング設定】ボタン 、または [Ctrl]+[N]キーを使ってダイアログを開きます。
ミドルコーラスではパートマーカーを無視する:有効の場合、ミドルコーラスではパートマーカーを無視し、サブスタイルbで演奏されます。無効の場合は、ミドルコーラスでも他のコーラス同様に、パートマーカーに従って演奏されます。すべてのコーラスが同じ演奏だと単調になりがちですが、このオプションを有効にすることで、ミドルコーラスに変化を加え、異なる印象を与えることができます。
ミドルコーラスでプッシュを尊重する:有効の場合、コードに付けたプッシュは他のコーラス同様に、ミドルコーラスでも尊重されます。無効の場合は、プッシュはミドルコーラスでは無視されます。ミドルコーラスにソロがあるソングではミドルコーラスでプッシュを無視すると効果的です。
ファースト/ミドル/ラストコーラスでブレイクを尊重する:コードに付けたブレイクを指定のコーラスで無視できます。ミドルコーラスにソロがあるソングではこのオプションを無視すると効果的です。
ミドルコーラスでペダルベースを尊重する:有効の場合、コードに付けたペダルベースは他のコーラス同様に、ミドルコーラスでも尊重されます。無効の場合は、ペダルベースはミドルコーラスでは無視されます。
シンプルに伴奏する(高度なコード装飾をしない):有効の場合、余分なリズムを加えたり、コードを難しく装飾したりせず、シンプルな伴奏が行われます。無効の場合は、例えばC7のコードはC13やC7b9などに装飾されます。
ドラムリードイン(現行ソング):ドラムリードインは、プログラム全般的にはリードイン&メトロノームオプションダイアログで設定しますが、現行ソングにおいて別の方法を設定するにはこのオプションを使用します。
タグを使用する:有効の場合、タグ(ラストコーラスの終わりで演奏される数小節の終止部分)が加わります。「この小節の後にタグへ移動する」で指定した小節のあとに、「タグ開始小節」から「タグ終了小節」までの部分のタグを演奏し、2小節のエンディングを演奏します。
エンディングを生成する:エンディングが全般的には生成される場合(アレンジオプションダイアログの「エンディングを生成する」が有効の場合)でも、このオプションを無効にすると、エンディングは現行ソングでは生成されません。
リアルトラックは4小節エンディングを生成する:有効の場合、リアルトラックはより自然にフェードアウトするよう、エンディングを4小節演奏します。
エンディングを2小節早めに開始する:エンディングはラストコーラスの最終小節のあとに生成されますが、このオプションが有効の場合は2小節早く始まり、最終小節で終わるという形になります。例えば、1コーラスに32小節があるソングにおいて、このオプションを無効にすると第33小節と34小節にエンディングが生成されますが、有効にすると第31小節と32小節に生成されます。
フェードアウトエンディング小節:徐々に音を消していく小節数を指定します。【6小節】ボタンは一般的なフェードアウト小節数6を入力します。
ソロはブルージーに演奏する:有効の場合、ソロ(リアルトラックのバックソロを含む)はメジャー三和音コード(C、Fなど)をドミナント7thコード(C7、F7など)で演奏します。
ソングのテンポに適したリアルトラックを代用する:有効の場合、選択リアルトラックよりも現行ソングのテンポに適したリアルトラックがあれば、そちらが使用されます。例えば、スローなジャズバラードのソングにおいてテンポ60のリアルトラックを選んだあとにソングのテンポを140に変えると、140に近いテンポのリアルトラックに自動変更されます。(参考:代用可能なリアルトラックを選択すると、ミキサーウィンドウではリアルトラックの名前にチルダが1つ ~ 付きます。代用された場合は、リアルトラックの名前にチルダが2つ ~~ 付きます。)
ショット/ホールド/プッシュを尊重する:有効の場合、リアルトラックはコードに付けたショットやホールド、プッシュに応じながら演奏します。(注:ショットなどに対応しないリアルトラックに対してはこのオプションは機能しません。対応するか否かは、リアルトラックピックダイアログの「S/H/P」の列で調べられます。)
選択タイムベースを尊重する:有効の場合、リアルトラックに選択したタイムベースを尊重しつつ伴奏が生成されます。
ベーストラック以外は分数コードのベース音を無視する:有効の場合、ベーストラック以外のリアルトラックは、分数コード(オンコード、スラッシュコード)のベース音は弾きません。例えばC/Eの分数コードではベース音であるEを無視します。
移調しない:有効の場合、リアルトラックは移調しません。結果として伴奏の質はよくなりますが、多様性に欠ける傾向があります。
自然な伴奏の行い方:プロは複雑なエクステンション(C7b9b13やGm11など)を近いエクステンションで置き換えることによって、無理のないスムーズな演奏を行うことがあります。Band-in-a-Boxもこのようなコード解釈ができます。この機能はアレンジオプションダイアログでのプログラム全般的な設定を現行ソングにおいて上書きします。
パートマーカーで改行する:有効の場合、コードシートでは新しいセクションが始まる部分(パートマーカーがある所)で改行されます。
ソングを開く時、可能な限りリアルスタイルを開く:有効の場合、現行ソングを開く時に可能な限りMIDIスタイルの代わりにリアルスタイル(リアルトラックだけを含むスタイル)が開きます。
伴奏生成完了を待って演奏を開始する:遅いコンピュータでは、伴奏が完全に生成されるのを待たずに演奏を開始すると、音飛びが生じることがあります。これを回避するには、このオプションを有効にし、伴奏が完全に生成されるのを待ってから演奏を開始するようにします。
ボリュームを調整:現行ソングにおいて全体のボリュームを調整します。これはリアルトラックにもMIDIトラックにも適用されます。単位はデシベル(dB)、設定範囲は-36~36です。
オーディオのトラックを移調する:有効の場合、オーディオのトラック (トラックボタンの文字が橙色のトラック) は演奏中に指定半音数で移調されます。この数値は、ソングを移調すると自動に設定されますが、変更することもできます。
リードイン&メトロノーム
演奏時に、冒頭にリードインを入れたり、メトロノームを使用したりできます。この設定を行うには、環境設定ダイアログの【リードイン/メトロ】タブを押してダイアログを開きます。
ドラムリードイン (現行ソング) :現行ソングにおけるドラムリードインの扱い方を設定します。
リードインを入れる:有効の場合、冒頭にリードインが入ります。無効の場合は、リードインは入りません。(注: このオプションは演奏時に適用されます。オーディオ/MIDIファイルの書き出し時にリードインを入れるか否かのオプションは、オーディオファイルとして保存やMIDIオプションのダイアログにあります。)
イントロがあってもリードインを入れる:イントロがあるソングではリードインを入れないのが普通ですが、このオプションを有効にして、イントロがあってもリードインを入れることができます。
1小節リードイン:有効の場合は1小節分のリードインが入り、無効の場合は2小節分のリードインが入ります。
リードインのタイプ:リードインを入れる際、1-3-1234などのカウントではなく、2小節分のドラムパターンにすることができます。単純なカウントではなくドラムパターンが聞こえてくると、これから始まるソングのイメージをつかめるでしょう。
リードインを演奏する:リードインを入れる際、普通はこのオプションを有効にしてリードインが聞こえるようにしますが、リードインを入れても聞きたくなければ無効にします。
カウントのボリューム:カウントのボリュームを調整します。これはドラムトラックがMIDIドラムの場合に適用されます。
カウントの楽器:カウントするドラム楽器を選択します。これはドラムトラックがMIDIドラムの場合に適用されます。
カウントのパターン:カウントのパターンを選択します。これはドラムトラックがMIDIドラムの場合に適用されます。ドラムトラックがリアルドラムの場合は、どのパターンを選択しても1-3-1234 が聞こえます。
スマートリードイン:有効の場合、第1小節の前でメロディーが始まると、リードインが自動的に消えます。
ドラムの消音/無効時でもリードインを入れる:リードインはドラムトラックに出力されるため、ドラムトラックが消音または無効の場合は聞こえません。その場合でもリードインを再生するには、このオプションを有効にします。
ビジュアルメトロノーム:メトロノームをリードイン中や演奏中に表示できます。
オーディオメトロノーム:演奏中に、もしくは録音中と演奏中にメトロノームを鳴らせます。
演奏のタイミングをずらす
特定のトラックを少し前にずらし、先導させることができます。これは「ドライビング」と呼ばれる奏法で、特にジャズやブルーグラスなどで効果的です。
編集メニュー>タイミングをずらす を使ってダイアログを開いたら、「機能を有効にする」にチェックを入れます。さらに、各トラックに数値を入力して、ずらし方の程度を設定します。例えば、ベーストラックに-3、他のトラックに0を入力すると、ベーストラックが全体を率いるような演奏が行われます。また、いつも同じようにずらすと、単にタイミングが合っていないように聞こえてしまいますが、「ずらし方をランダムにする」を有効にすると、より自然で現実的な演奏になります。
ソングを指定のキーに移調
ソングを開いた時に、指定のキーに自動的に移調できます。また、各ソングのキーに左右されず、特定のキーで共演できるように設定することもできます。環境設定ダイアログの【移調設定】タブ、または[Ctrl]+[Shift]+[K]を押して、ダイアログを開きます。
スルートラックを_半音と_オクターブ移調する:スルートラックを移調するには、目的の半音数を入力し、【更新】ボタンを押します。
ソングを開く際:移調の仕方を選択し、キーを指定します。「ソングを移調する」にすると、どのソングも自動的に指定キーに移調されるので、同じキーでいろいろなソングを聞くことができます。「スルートラックを移調する」にした場合は、ソングを開いた際スルートラックだけが指定キーで移調され、お気に入りのキーを使ってBand-in-a-Boxと共演できます。
演奏中、ソングをコーラスごとに指定半音移調する:この機能を活かすと、コーラスごとにソングを移調しながら練習できます。「ランダム半音数」を有効にし、移調半音数の選択をランダムにすることもできます。
ボーカルウィザード:ユーザーの声域に合ったキーを提案するボーカルウィザードを開きます。
ソングを開く際に最適なキーに移調する:有効の場合、ソングはボーカルウィザードで設定したキーに自動的に移調されます。
スルートラックにウィザード機能を適用する:有効の場合、ウィザード共演機能の使用時に外部接続MIDIキーボードのC/E/G/Bbの鍵はコードトーンとして、D/F/A/Bの鍵はパッシングトーンとして使用され、常に正しい音が再生されます。
スルートラックにメロディーウィザード機能を適用する:有効の場合、外部接続MIDIキーボードの特定の鍵をメロディーノートやアプローチノートとして使えます。
メロディーオクターブ:メロディーウィザード使用時のオクターブ位置を調整します。
メロディーオクターブ:メロディーウィザード使用時のオクターブ位置を調整します。
フリーズ
自動生成された伴奏トラックが気に入ったら、フリーズ(維持)できます。フリーズされたトラックでは、上部ツールバーの【演奏+】ボタンを押しても伴奏が再生成されないため、瞬時に聞くことができます。また、ソングをユーザー仲間に送って、同じ伴奏を聞いてもらうことも可能です。
フリーズするには、ミキサーウィンドウまたはトラックウィンドウのフリーズボタンをオン(青)にします。すると、フリーズされたトラックには、【演奏+】ボタンを押した際に伴奏が再生成されません。
特定トラックをフリーズしたあとに、コード進行やスタイルを変えて他のトラックの伴奏を書き換えることもできます。例えば、まず、レゲエスタイルで全トラックの伴奏を生成します。そして、ベーストラックをフリーズしたあとにスタイルをテクノに変更し、【演奏+】ボタンを押します。これで、ベーストラックはレゲエ、他のトラックはテクノで演奏します。
フリーズを解除するには、ミキサーウィンドウまたはトラックウィンドウのフリーズボタン をオフ(灰色)にします。
特定範囲の繰り返し演奏
特定の範囲を繰り返して演奏するには、まずその範囲をコードシートで選択します。そして、[F10]キーを押すか、上部ツールバーの【範囲繰り返し】ボタンを押して、「選択範囲を繰り返す」を選択します。
また、[L] [Enter] キーを使って、現行位置から4小節を繰り返せます。繰り返す小節の数の初期設定は4小節ですが、繰り返しの設定ダイアログの「Lコマンドの設定」オプションを使って、小節数を変更できます。
さらに、例えば第2コーラスの第12小節から8小節を繰り返す、といったこともショートカットキーで行えます。
・[L] [8] [Enter]を押すと、現行小節から8小節が繰り返されます。
・[L] [6] [,] [1] [2] [Enter]を押すと、第12小節から6小節が繰り返されます。
・[L] [8] [,] [1] [0] [,] [2] [Enter]を押すと、第2コーラスの第10小節から8小節が繰り返されます。
範囲繰り返しの設定ダイアログを使って、繰り返す範囲を指定することもできます。このダイアログを開くには、上部ツールバーの【範囲繰り返し】ボタンを押し、メニューから「繰り返しの設定ダイアログを開く」を選択します。または、テンキーの[2]を押します。
ダイアログが開いたら、入力欄に数値をタイプするか、「範囲の高速設定」欄のボタンを使って範囲を設定します。
「Lコマンドの設定」欄では、[L][Enter]キーを押した際に繰り返す小節数を設定します。例えば、「初期設定の長さ」を8小節にしておくと、[L][Enter] を押した際、現行位置から8小節が繰り返されます。
「練習機能」欄では、指定の回数ごとに特定のトラックを消音、数回繰り返したら次に進む、といったことを設定できます。
繰り返し状況は、Band-in-a-Boxの画面の最上部に表示され、どのような流れで演奏されているのかを把握できます。
繰り返しの命令には、このダイアログを開かなくても、テンキーを使用することもできます。
テンキ―[1] = 範囲繰り返しを切り替える
テンキ―[2] = 範囲繰り返しの設定ダイアログを開く
[Ctrl]+テンキ―[1] = 演奏を開始し、ラストコーラスを繰り返す
[Ctrl]+テンキ―[2] = 演奏を開始し、ミドルコーラスを繰り返す
[Ctrl]+テンキ―[3] = 演奏を開始し、ミドル/ラストコーラスを繰り返す
[Ctrl]+テンキ―[4] = ラストコーラスにジャンプ
[Ctrl]+テンキ―[5] = エンディングにジャンプ
[Ctrl]+テンキ―[7] = ノーテーションウィンドウの画面で現在表示されている範囲を繰り返す
指揮者
演奏中に、次に演奏する箇所や繰り返す範囲を指示できます。これは、ソングの「作成中」ではなく、ライブやジャムセッションなどの「演奏中」に使うと便利な機能です。演奏箇所の変更はスムーズに実行されるので、ダンス会場などの演奏にも適しています。
演奏の指揮は、ダイアログ、コンピュータキーボード、外部MIDIキーボードのいずれかを使って行うことができます。
[ダイアログを使う場合]
上部ツールバーの【指揮者】ボタンを押してダイアログを開きます。
MIDIキーボードで指示する:有効の場合、MIDIキーボードで指示できます。
MIDIキーでの指示をA/Bb/Bで切替える:MIDIスルー演奏中でもMIDIキーボードの最も低いA/Bb/Bを弾くことによって、指揮機能の切り替えができます。例えば88鍵盤のMIDIキーボードでA1を弾くとMIDIキーボードによる指揮が無効となり、MIDIスルー演奏が可能となります。Bb1を弾くとMIDIキーボードによる指揮が有効となり、MIDIスルー演奏はできなくなります。B1キーはMIDIキーボードによる指示を一時的に有効にします。例えば、B1キーを押したままF4キーを押し、B1キーを離すと演奏が開始しMIDIスルーの演奏を再開できます。鍵盤数88以下のMIDIキーボードを使っている場合はこのオプションに2以上の数値を入力します。例えば3を入力すると、A3/Bb3/B3のキーが「有効/無効/一時的有効」を切り替えます。
コンピュータキーで指示する:有効の場合、コンピュータのキーボードで指示できます。
次のセクションへ:セクションを定義するには、「カスタム」を有効にします。すると、【1:ソングの頭】以外のボタンの右に空白の入力欄が表示されるので、それぞれに小節番号やコーラス位置を入力します。(注:定義したセクションは、ソングに保存されます。)
実行モード(実行するタイミング):セクション移動・前後移動の指示を出した際にどの時点で移動を実行するかを指定します。また、セクション移動・前後移動の指示を出す直前に「実行モード」欄のボタンを押すかコンピュータキーを打って移動実行のタイミングを変更することもできます。(タイミング変更の指示を出さずにセクション移動・前後移動の指示を出した場合は「実行モードの初期設定」によって移動が行われます。)
[外部MIDIキーボードまたはコンピュータキーボードを使う場合]
[MIDIキー] |
[コマンド] |
[PCキー] |
A1 (21) |
MIDIキーの指示を無効にする |
|
Bb1 |
MIDIキーの指示を有効にする |
|
B1 |
MIDIキーの指示を一時的に有効にする |
|
C3 |
通常のテンポで演奏 |
Ctrl = |
C# |
1/2のテンポで演奏 |
Ctrl - |
D3 |
1/4のテンポで演奏 |
|
Eb3 |
1/8のテンポで演奏 |
|
E3 |
範囲の繰り返し機能を切り替える |
テンキー 1 |
F3 |
演奏を開始し、ラストコーラスを繰り返す |
Ctrl+テンキー 1 |
F#3 |
演奏を開始し、ミドルコーラスを繰り返す |
Ctrl+テンキー 2 |
G3 |
演奏を開始し、ミドル・ラストコーラスを繰り返す |
Ctrl+テンキー 3 |
G#3 |
ラストコーラスにジャンプ(繰り返さない) |
Ctrl+テンキー 4 |
A3 |
エンディングにジャンプ (繰り返さない) |
Ctrl+テンキー 5 |
Bb3 |
ノーテーションウィンドウ表示中の画面を繰り返す |
d |
B3 |
テンポの数値を1減らす |
Shift + [ |
C4 (48) |
テンポの数値を1増やす |
Shif + ] |
Db4 |
テンポの数値を5減らす |
[ |
D4 |
テンポの数値を5増やす |
] |
Eb4 |
打った速さでテンポを変更 |
- (4 回押す) |
E4 |
打った速さでテンポを変更し演奏を開始 |
= (4回押す) |
F4 |
最初から演奏開始(伴奏を新しく生成) |
F4 |
F#4 |
停止 |
Esc |
G4 |
一時停止 |
BackspaceかCtrl+H |
G#4 |
再演奏(同じ伴奏で) |
Ctrl+A |
A4 |
MIDIパニック |
F12 |
Bb4 |
現行フォルダにおいて前のソングを開く |
Ctrl+Shift+F8 |
B4 |
現行フォルダのおいて次のソングを開く |
Shift+F8 |
C5 (60) |
他のキーを同時に弾いてスルートラックの楽器を変更。60 + 61で次の番号の楽器に変更。 60 + 62で前の番号の楽器に変更。60 + 63~72でお気に入り楽器に変更。 |
|
Db5 |
ノーテーションウィンドウを開く |
Ctrl+W |
D5 |
リードシートウィンドウを開く |
Alt+W |
Eb5 |
全トラックのボリュームを5上げる |
Ctrl+Alt+Shift+Q |
E5 |
全トラックのボリュームを5下げる |
Ctrl+Alt+Shift+W |
F5 |
全トラックの消音を切り替える |
Alt+2 |
F#5 |
ベーストラックの消音を切り替える |
Alt+3 |
G5 |
ピアノトラックの消音を切り替える |
Alt+4 |
G#5 |
ドラムトラックの消音を切り替える |
Alt+5 |
A5 |
ギタートラックの消音を切り替える |
Alt+6 |
Bb5 |
ストリングストラックの消音を切り替える |
Alt+7 |
B5 |
メロディートラックの消音を切り替える |
Alt+9 |
C6 |
ソロトラックの消音を切り替える |
Alt+8 |
Db6 |
スルートラックの消音を切り替える |
Alt+ 0 |
D6 |
オーディオトラックの消音を切り替える |
|
F6~ D7 |
ソング内のセクション 1-10 にジャンプ |
1-9 、 0 |
Eb7 |
現行コーラスを繰り返す |
a |
E7 |
現行セクションを繰り返す |
s |
F7 |
現行小節を繰り返す |
z |
F#7 |
現行4小節を繰り返す |
x |
G7 |
現行パートマーカー内を繰り返す |
c |
Ab7 |
最後に設定した箇所を繰り返す |
v |
A7 |
繰り返しを解除 |
b |
Bb7 |
前のコーラスに戻る |
Ctrl+a |
B7 |
前のセクションに戻る |
Ctrl+s |
C8 |
前のノーテーション画面に戻る |
Ctrl+d |
Db8 |
1小節前に戻る |
Ctrl+z |
D8 |
4小節前に戻る |
Ctrl+x |
Eb8 |
前のパートマーカーに戻る |
Ctrl+c |
E8 |
次のコーラスに進む |
Shift+A |
F8 |
次のセクションに進む |
Shift+S |
F#8 |
次のノーテーション画面に進む |
Shift+D |
G8 |
1小節先に進む |
Shift+Z |
Ab8 |
4小節先に進む |
Shift+X |
A8 |
次のパートマーカーに進む |
Shift+C |
メロディー・ソロ付きソングの演奏
メロディー・ソロの自動装飾
優れたミュージシャンは、常に譜面どおりに演奏するとは限りません。タイミングを適度に変えたり、スタッカートやレガーなどの表現を加えたりしながら演奏します。Band-in-a-Boxも、そのようなライブ感のある演奏を再現できます。
上部ツールバーの【装飾】ボタンを押し、メニューの「メロディーを自動装飾」を有効にします。または、[Ctrl]+[Alt]+[E]キーを押します。(自動装飾は、初期設定ではメロディートラックに適用されます。ソロトラックに適用するには、【装飾】ボタンのメニューから「メロディー自動装飾の設定」を選択してダイアログを開き、「適用先トラック」をソロに設定します。)
メロディー・ソロを和声で演奏
メロディーまたはソロのトラックを和声で演奏できます。
上部ツールバーの【ハーモニー】ボタン を押し、メロディートラックを和声で演奏するには「メロディートラックにハーモニーを選択」を使い、ソロトラックを和声で演奏するには「ソロ/スルートラックにハーモニーを選択」を使います。
ダイアログが開いたら、ハーモニーを選択し、【OK】ボタンを押します。
メロディー・ソロのリアルな演奏
メロディーやソロの発生位置をずらし、より自然な演奏を実現できます。メロディーメニューかソロメニューの編集>位置を調整>音の発生位置を微妙にずらす のコマンドを使います。
音の発生位置をこの範囲内でずらす:例えば -5~6に設定すると、音は5ティック先から6ティック後の間で鳴ります。
和音やハーモニーに属さない音もずらす:普通は無効にして、和音やハーモニーに属している音のみの発生位置をずらします。
ハーモニーを含む場合元の音もずらす:無効にすると、ハーモニーはずらしますが、元のメロディーはずらしません。
ジュークボックス演奏
指定フォルダのソングをジュークボックス形式で連続演奏できます。他のアプリケーションを使いながらBand-in-a-BoxをBGMとして楽しむこともできます。
上部ツールバーの【ジューク】ボタンを使ってダイアログを開き、フォルダを指定して、【演奏】ボタンを押します。
ジュークボックスによるソングの演奏中には、【前へ】と【次へ】のボタンを使って、同じフォルダ内の別のソングに切り替えられます。
【オプションを表示】ボタンを押すと、オプションを設定できます。
メロディーがあるソングだけを演奏する:有効の場合、メロディーを含むソング(*.MGU)だけが演奏されます。
メロディーの楽器を変更する:有効の場合、メロディーの楽器はお気に入りメロディー楽器の中からランダムに選択されます。
ソングをランダムに選択する:有効の場合、選択フォルダのソングをランダムに選んで演奏します。無効にすると、順番通りに演奏します。
ソングタイトルを表示しない:有効の場合、各ソングのタイトルはツールバーのタイトル欄に表示されません。
リードインを入れる:有効の場合、各ソングの頭にリードインが入ります。(参考:リードインのタイプやパターンは、リードイン&メトロノームオプションダイアログで設定できます。)
ハーモニーを付ける:有効の場合、設定された範囲内のハーモニーをランダムに使って、メロディーが和声で演奏されます。
ソロを生成する:有効の場合、すべてのソングでソロが生成されます。ジュークボックスを開始すると、ソリスト選択ダイアログが開くので、そのまま【OK】ボタンを押します。
ソリストを自動的に変更する:有効の場合、各ソングに合ったソリストが自動的に選択されます。
ソロの楽器をコーラスごとに変更する:有効の場合、ソロの楽器がコーラスごとに変わります。
試聴モード:指定小節数ずつ演奏する:有効にして数値を入力することで、各ソングを数小節ずつ演奏できます。1コーラスずつ演奏するには、99を入力します。
ソング間の無音時間:数値を入力し、ソングが終わって次のソングが開始されるまでの無音時間を指定します。
ジュークボックスを使い続ける:有効の場合、すべてのソングを演奏し終えた後も続けて演奏が行われます。
ウィザード共演機能
ソングの演奏に合わせて、コンピュータキーボード、または外部接続MIDIキーボードで音を鳴らすことができます。(注意:演奏を停止すると、音は鳴りません。)
キーを適当に打っても、コードシートのコードに適した音が鳴るよう自動判断され、音程を気にせずリズムに集中して共演を楽しめます。
この機能を使うには、まず上部ツールバーの【MIDI】ボタン を押し、「ウィザード共演機能」を有効にします。
コンピュータキーボードでソロウィザード共演
コンピュータキーボードの下二列を使って音を鳴らします。
A S D F G H J K L ; ' の列のキーを押すと、パッシングトーン(2度、4度、6度)が鳴ります。
Z X C V B N M , . / の列のキーを押すと、コードトーン(ルート、3度、5度、7度)が鳴ります。
MIDIキーボードでソロウィザード共演
まず、ソングまたはスルートラックの移調ダイアログ (オプションメニュー>環境設定>移調設定) の「スルートラックにウィザード機能を適用する」を有効にします。
そして、ソングの演奏を開始し、MIDIキーボードを弾きます。C/E/G/Bbの音はコードトーンとして、D/F/A/Bの音はパッシングトーンとして使用され、正しい音が再生されます。
コンピュータキーボードでメロディーウィザード共演
メロディー付きのソング(*.MGU)を演奏中に、コンピュータキーを使ってメロディーを再生できます。この機能はノーテーションウィンドウでメロディーを追いながらリズムの練習をする際に役立ちます。
メロディー付きのソングを開き、メロディートラックを消音します。そして、ソングの演奏を開始し、Enter、\、T、6のいずれかのキーを押します。
メロディーノート = T、6、Enter、 \
同じメロディーノート = 5
アプローチノート = QWER YUIO
オクターブ変更 = 1、 2、3
W E R T = メロディー下からのアプローチノート。どの音からでも始められます。
Q E R T = WではなくQから始めると、広いボイシングでのアプローチノートが使用されます。
I U Y T = メロディー上からのアプローチノート。どの音からでも始められます。
O U Y T = I ではなくOから始めると、広いボイシングでのアプローチノートが使用されます。
MIDIキーボードでメロディーウィザード共演
まず、ソングまたはスルートラックの移調ダイアログ (オプションメニュー>環境設定>移調設定)の「スルートラックにメロディーウィザード機能を適用する」を有効にします。
そして、メロディー付きのソングの演奏を開始すると、MIDIキーボードの特定のキーがメロディーノートやアプローチノートとして働きます。
メロディーノート = F (53)、G (55)
アプローチノート = B (47) 、C (48)、D (50)、E (52)、A (57)、B (59)、C (60)、D (62)
オクターブ変更 = B (40) 、C (41)、D (43)
ウィザード共演の楽器やミキサー設定の変更
ウィザード共演にはスルートラックが使用されるため、楽器やボリュームなどをミキサーウィンドウのスルー欄で設定できます。
スルーのボリュームの調整
共演中に、キーボードからの音が小さすぎてスルートラックのボリュームを上げても効果を得られない場合は、MIDIオプションダイアログ (オプションメニュー>環境設定>MIDIオプション)の「スルーのボリュームの調整」を使って調整できます。。
ウィザード共演のハーモナイズ
MIDIキーボード、またはコンピュータキーボードで弾いている単音を和声で聞くことができます。上部ツールバーの【ハーモニー】ボタンを押し、「ソロ/スルートラックにハーモニーを選択」を選びます。ダイアログが開くので、ハーモニーを選択し、【OK】ボタンを押します。。
