Band-in-a-Box Windows 版 バージョン33 マニュアル

第9章  メロディー/ソロトラック

メロディートラックまたはソロトラックに、メロディーやソロを自動生成できます。生成したら、和声に変換、ギターコードの生成、自動装飾なども利用できます。

注:この章で解説しているメロディーやソロはMIDIデータです。MIDIデータはノーテーションウィンドウ、リードシート、ピアノロールウィンドウに表示されます。

メロディーの自動生成 「メロディスト」

メロディストは、MIDI仕立てのメロディーを自動生成します。メロディーに限らず、コード、イントロ、タイトルなどを含むソングを丸ごと1曲生成することもできます。作曲目的だけでなく、初見演奏の練習や耳の訓練用の教材としても活用でき、まさに音楽制作の強い味方です!

メロディストは、マルチピックライブラリ、またはメロディスト選択ダイアログで選択します。マルチピックライブラリは、オーディオデモの試聴、一覧の並べ替え、メロディストに限らず全タイプの素材選択、より簡単な部分的生成機能などを備えており、さらに、ウィンドウを開いたまま他の作業を並行して行うことも可能なため、こちらのご利用を推奨します。

メロディストは、マルチピックライブラリ、またはメロディスト選択ダイアログで選択します。マルチピックライブラリは、オーディオデモの試聴、一覧の並べ替え、メロディストに限らず全タイプの素材選択、より簡単な部分的生成機能などを備えており、さらに、ウィンドウを開いたまま他の作業を並行して行うことも可能なため、こちらのご利用を推奨します。

[マルチピックライブラリを使う場合]

横ツールバーの【ライブラリ】ボタンの右側を押し、「メロディスト」を選択します。または、[F7]キーか[M][Enter]キーを使ってマルチピックウィンドウを開いたあと、【メロディスト】タブを押します。

まず、左上部でメロディーの生成先トラックを選択します。その直下にある「メロディートラック」のオプションは、ドロップダウンの選択よりも優先されます。例えば、ドロップダウンでユーティリティトラックを選択していても、「メロディートラック」にチェックが入っていれば、メロディーはメロディートラックに生成されます。これは、メロディーはメロディートラックに生成することが推奨されているためです。もし、メロディーを他のトラックに生成したければ、「メロディートラック」のオプションを無効にします。

まず、左上部にあるドロップダウンを使って、メロディーの生成先トラックを選択します。その直下にある「メロディートラック」のオプションは、ドロップダウンの選択よりも優先されます。例えば、ドロップダウンでユーティリティトラックを選択していても、「メロディートラック」にチェックが入っていれば、メロディーはメロディートラックに生成されます。これは、メロディーはメロディートラックに生成することが推奨されているためです。もし、メロディーを他のトラックに生成したければ、「メロディートラック」のオプションを無効にします。

一覧は、列の見出しをクリックすることで並べ替えができます。(注:メロディストはプロの演奏を録音したものではないため、アーティスト列には演奏者の名前が表示されません。この列には、ジャンルやリズムのノリなどが表示されます。)

左上部にあるフィルター欄を使って、特定の文字やジャンル、楽器、拍子、リズムのノリなどで一覧を絞り込み表示できます。

全メロディストをオーディオデモで試聴できます。任意のメロディストをクリックし、【デモ】ボタンを押します。また、【+】ボタンのメニューにある「ダブルクリックしたらオーディオデモでなくソングで試聴する」が無効になっている場合は、メロディストをダブルクリックすることで、デモを再生できます。

【設定】ボタンを押すと、小さなパネルが開きます。メロディストは、このパネルで選択されている要素(メロディー、コード、タイトルなど)を生成します。もし、コードシートにすでに入力されているコード進行を維持したければ、「コード」を無効にします。また、メロディストにはスタイルが選択されている場合があり、それがメロディーの生成時に使用されますが、現行ソングに選択しているスタイルを使ってメロディーを生成したければ、「スタイル」を無効にします。さらに、パネル内の【追加設定】ボタンを押すと、別のダイアログが開き、このパネルに表示しきれないオプションを選択できます。【既存メロディーからコードを生成】ボタンは、メロディートラックに入力されているメロディーに相応しいコード進行を生成するためのものです。

目的のメロディストが見つかったら、【生成】ボタンを押します。すると、選択したメロディストによってソロがトラック全体に生成され、演奏されます。メロディーをトラックの全体ではなく特定範囲に生成するには、【部分生成】ボタンを押します。小さなパネルが開くので、範囲を小節単位または小節/拍/ティック単位で指定し、【この範囲に生成】ボタンを押します。(注:【適用】ボタンは押せません。これは、メロディストを選択し、ウィンドウを閉じてからメロディーを生成することはできないためです。メロディーは、マルチピックライブラリの【生成】または【部分生成】ボタンを押した際に生成されますが、ツールバーの【演奏+】ボタンを押した際には生成されません。)

[メロディスト選択ダイアログを使う場合]

上部ツールバーの【メロディスト】ボタンを押します。ショートカットキーは [Shift]+[F5] です。

ダイアログが開いたら、メロディストを選択し、生成する要素(コード、メロディー、ソロなど)やその他のオプションを設定し、【OK】ボタンを押します。

(注:メロディーやコードなどは【OK】ボタンを押した際に生成されます。ツールバーの【演奏+】ボタンや[F4]キーを押した際には生成されません。)

全部:有効にすると、すべてのジャンルのメロディストが表示されます。無効にすると、ジャンルを絞れます。

お気に入り:最近使ったメロディストの確認や、よく使うメロディストの素早い選択ができます。

文字検索:名前やメモ、スタイル名などの一部を使って、メロディストを検索できます。

番号検索:メロディストの番号を覚えていれば、素早く選択できます。

なし表示:有効にすると、付属していない(使用できない)メロディストは表示されません。

メモ:メロディストの演奏のクセや特徴などが表示されています。

データベース:メロディストはメロディーやコードなどを生成する際にデータベースを使用します。

メロディストには楽器やハーモニーなどがあらかじめ選択されている場合がありますが、これらを変更したり無効にしたりできます。楽器を変更する場合、【楽器を選択】ボタンを押すと音域を確認しながら選択できます。メロディストの楽器やハーモニーではなく、現行ソングのメロディートラックで設定している楽器やハーモニーを使用したい場合は、右側の【消去】ボタンを押します。また、「リアルスタイルを使用」を有効にすると、MIDIスタイルではなくリアルスタイルを用いてソングを生成できます。

生成する要素:「ペダルベースを生成」を有効にすると、ペダルベースがイントロと各セクションの終わり部分に生成されます。「ソロを生成」を有効にすると、ソロがミドルコーラスに生成されます。「組み込まれたスタイルを使用」を有効にすると、メロディストに選択されているスタイルが使用されますが、そのスタイルではく現行ソングのスタイルを使用するには無効にします。

全体に生成 / 一部に生成:目的に応じてどちらかを選びます。

キー:生成するソングのキーを指定します。「あらゆるキー」を選択すると、CやFなどの一般的なキーがランダムに設定されます。「マイナーキー率」では、マイナーキーの使用確率を指定します。

テンポ:各メロディストにはテンポが決められていますが、上書きできます。

自動テンポ:有効の場合、メロディストに適切なテンポが自動的に設定されます。

コーラス数:これは自動的に設定されますが、変更してもかまいません。例えば「5」にすると、ファーストコーラス、3つのミドルコーラス、ラストコーラスの合計5つのコーラスが生成されます。

構成:構成とはバースとコーラスが反復するパターンのことです。「AABA(32小節)」は8小節のまとまりが4つあり、Aはバース部分、Bはブリッジ部分です。「無形」を選ぶと、構成なしで作成されます。音楽的な設定ではありませんが、練習や耳の訓練をするには適しています。(参考:一部のメロディストは、32小節ではなく64小節を生成します。)

AABAのA2:プロはよく、AABA形式の曲が単調にならないように、2番目のA部分(いわゆるA2)を移調します。例えば、最初のA部分がEbなら、A2部分をGbに移調します。メロディストもこのようなことが可能です。「移調」を選択すると、A2を移調します。「早め/遅めに移調」を選択すると、A2の最初の小節より2小節前から2小節後の間で移調します。

他のAを置き換える:有効の場合、AABA形式のソングの一部にメロディーやコードを生成する際、最初のA部分に生成したメロディーとコードが他のA部分にコピーされます。例えば、32小節AABA形式のソングにおいて、第5、6小節にメロディーとコードを生成した場合、第13、14、29、30小節にも同じメロディーとコードが生成されます。

生成先トラック:メロディーは普通、メロディートラックに生成しますが、ソロトラックに生成すると、既存メロディーと対のメロディーを作成できます。

ジュークボックス生成:生成と同時に連続再生を楽しめます。「メロディストを変更」を有効にしてメロディスト番号を入力すると、その範囲内のメロディストを使って連続的にソングが生成されます。無効にすると、同じメロディストによる生成が行われます。

編集:既存のメロディストを編集したり、新しいメロディストを作成したりできます。

ソロの自動生成  「ソリスト」

ソリストを使うと、プロが即興演奏するような本格的なソロを生成できます。

ソリストは、マルチピックライブラリまたはソリスト選択ダイアログで選択します。マルチピックライブラリは、オーディオデモの試聴、リストの並べ替え、ソリストに限らず全タイプの素材選択、より簡単な部分的生成機能などを備えており、ウィンドウを開いたまま他の作業を並行して行うことも可能です。そのため、マルチピックライブラリのご利用をお勧めします。

[マルチピックライブラリを使う場合]

横ツールバーの【ライブラリ】ボタンの右側を押し、「ソリスト」を選択します。または、[F7]キーか[M][Enter]キーを使ってマルチピックウィンドウを開いたあと、【ソリスト】タブを押します。

まず、「適用先」のドロップダウンを使って、ソロの生成先トラックを選択します。ドロップダウンの直下にある「ソロトラック」のオプションは、ドロップダウンの選択よりも優先されます。例えば、ドロップダウンでユーティリティトラックを選択していても、「ソロトラック」にチェックが入っていれば、ソロはソロトラックに生成されます。これは、ソロはソロトラックに生成することが推奨されているためです。もし、ソロを他のトラックに生成したければ、「ソロトラック」のオプションを無効にします。

一覧は、列の見出しをクリックすることで並べ替えができます。(注:ソリストはプロの演奏を録音したものではないため、アーティスト列には演奏者の名前が表示されません。この列には、ジャンルやリズムのノリなどが表示されます。)

左上部にあるフィルター欄を使うと、特定の文字やジャンル、楽器、拍子、リズムのノリなどでソリストの一覧を絞り込み表示できます。

全ソリストをオーディオデモで試聴できます。任意のソリストをクリックし、【デモ】ボタンを押します。また、【+】ボタンのメニューにある「ダブルクリックしたらオーディオデモでなくソングで試聴する」が無効になっている場合は、ソリストをダブルクリックするかスペースキーを押すことで、デモを再生できます。

ソリストにはスタイルが選択されている場合があり、初期設定ではそれがソロの生成時に使用されますが、現行ソングに選択しているスタイルを使ってソロを生成したけければ、【設定】ボタンを押し、「ソリストのスタイルを使用」を無効にします。また、【設定】ボタンのメニューから「ソリストの追加設定」を選択すると、楽器やハーモニーなどのオプションを選択してソロを生成できます。

目的のソリストが見つかったら、【生成】ボタンを押します。すると、選択ソリストによってソロが生成され、演奏されます。ソロをトラックの全体ではなく特定範囲に生成するには、【部分生成】ボタンを押します。小さなパネルが開くので、範囲を小節単位または小節/拍/ティック単位で指定し、【この範囲に生成】ボタンを押します。(注:【適用】ボタンは押せません。これは、ソリストを選択し、ウィンドウを閉じてからソロを生成することはできないためです。ソロは、マルチピックライブラリの【生成】または【部分生成】ボタンを押した際に生成されますが、ツールバーの【演奏+】ボタンを押した際には生成されません。

[ソリスト選択ダイアログを使う場合]

[Ctrl]キーを押しながら上部ツールバーの【ソリスト】ボタンをクリックします。ショートカットキーは [Shift]+[F4] です。

ダイアログが開いたら、ソリストを選択し、必要に応じてオプションを設定して、【OK】ボタンを押します。すると、ソロトラックにソロが生成されます。

(注:ソロは【OK】ボタンを押した際に生成されます。ツールバーの【演奏+】ボタンや[F4]キーを押した際には生成されません。)

ソリスト:MIDIトラックのソリストの背景は白、リアルトラックのソリストの背景はベージュ、MIDIスーパートラックのソリストの背景は水色で表示されます。名前に付いているアステリスク * は、ソリストに特定のスタイルが選択されていることを示します。

全タイプ / 全ジャンル:「全タイプ」を有効にすると、すべてのソリストが表示され、指定のリズムのノリに適合しないソリストは括弧付きで表示されます。「全タイプ」を無効にすると、指定のリズムのノリに適合するソリストが表示されます。「全ジャンル」を有効にすると、すべてのジャンルのソリストが表示されますが、無効にするとジャンルを絞れます。

全部表示:フィルターを解除し、すべてのソリストを表示します。

お気に入り:今までに使ったソリストを表示するダイアログを開きます。最近使ったソリストの確認や、よく使うソリストの素早い選択ができます。

リアルトラック:リアルトラックによるソリストだけを表示します。

最適リアルトラック:現行スタイルとの相性を確認しながらリアルトラックソリストを選択するためのダイアログを開きます。

文字検索:名前やメモ、スタイル名などの一部を使ってソリストを検索できます。

番号検索:メロディストの番号を覚えていれば素早く選択できます。

なし表示:有効にすると、付属していない (持っていない) ソリストも表示されます。

自動推奨:有効にすると、現行スタイルに適切なソリストが自動的に選択されます。

推奨:このボタンを押す度に、他の推奨ソリストが選択されます。これは、「自動推奨」にチェックが入っていないと働きません。

メモ:ソリストの演奏のクセや特徴などが表示されています。

データベース:ソロの生成に使用されるデータベースです。

楽器 / ハーモニー / スタイル / スタイルを開く / 楽器変換方法:ソリストには楽器やハーモニーなどが選択されている場合がありますが、それらを使わないようにしたり、別のものを使ったりできます。(注:楽器やハーモニーはMIDIトラックのソリストに対して設定できます。) 楽器を変更する際、【楽器を選択】ボタンを使うと音域を確認しながらの選択ができます。ソリストの楽器やハーモニーなどではなく、現行ソングのソロトラックに選択しているものを使いたければ、該当する消去ボタンを押します。

ソロモード:「普通」はごく普通にソロを生成します。「フィル」は、指定の割合でソロを生成します。「メロディーの周り」は、メロディーのフレーズの合間にソロを生成します。(このモードはメロディーの少ないソングで使うようにします。このモードを使う際、「ソロを生成するコーラス」欄ですべてのコーラスでソロが生成されるようにし、「ミドルコーラスでメロディーを消音」を無効にします。) 「トレード4」は、指定小節数おきにソロを生成するので、Band-in-a-Boxとソロの掛け合いができます。(例えば4小節おきのソロを生成する場合に1stを選択すると1-4、9-12の小節で、2ndを選択すると5-8、13-16の小節で生成されます。) 「ソロウィザード」は、ウィザード共演を選択ソリストの奏法によって実行します。「指定範囲」は、指定の範囲にソロを生成します。

ソロを生成するコーラス:どのコーラスにソロを生成するかを設定します。【殆どのコーラス】ボタンは、ミドルコーラスでソロを生成し、ファーストコーラスとラストコーラスではメロディーがない部分にソロを生成するよう設定します。「ミドルコーラスでメロディーを消音」を有効にすると、ミドルコーラスでメロディーが消音されてソロが聞きやすくなります。

倍速で演奏:ソロを倍速で演奏させるには有効にします。

指定コーラス数で生成:有効の場合、指定したコーラス数でソロが生成されます。

設定をソングと共に開く:ソリストの設定(楽器変換方法、ソロモード、倍速演奏)をソングと共に開くには有効にします。

設定をソングと共に保存する:ソリストの設定(楽器変換方法、ソロモード、倍速演奏)をソングと共に保存するには有効にします。

メロディーの影響を受けたソロの生成:コードだけでなくメロディーにも合わせるソロを生成できます。

編集:既存のソリストを編集したり、新しいソリストを作成したりできます。

[追加設定]:追加の設定を行うためのダイアログを開きます。

 

ソロウィザードにMIDIボリュームを使用する:有効の場合、ソロウィザード使用時に出力音の強弱が送信されます。使用しているMIDI機器がボリューム調整に対応している場合に、ソロの強弱を調整できます。

ソロ生成完了に先行して演奏を開始する:有効の場合、ソロが完全に生成される前に演奏が始まります。

ソロトラックのボリューム調整/メロディートラックのボリューム調整:ソロトラックやメロディートラックは他のトラックよりやや大きめにすると効果的です。

特別データベースを使用する:特別データベース(ST3)を使用すると、より豊富なデータを使ってソロが生成されます。遅いコンピュータでは生成に時間がかかるため、少しでも早く生成したければ無効にします。

長いソロフレーズを生成する:有効の場合、できるだけ長いソロフレーズが生成されます。しかし、遅いコンピュータでは生成に時間がかかるため、少しでも早く生成したければ無効にします。

Vメジャー三全音をV7として扱う:有効の場合、ジャズのMIDI トラックソリストすべてと、一部のジャズ/カントリーのリアルトラックソリストは、VコードをV7コードとして扱いながら演奏します。

メロディーの影響を受けたソロの生成

現実のソロは、コード進行だけでなくメロディーに合わせます。Band-in-a-Boxも、そのようなソロを生成できます。

この機能を使うには、まずソリスト選択ダイアログの「メロディーの影響を受けたソロの生成」欄の「有効」にチェックを入れます。そして、どの「方法」で影響を受けるかを指定します。ポップやシンプルなメロディーの場合は初期設定にしておくと適切に働きます。「方法」として「カスタム設定」を選び、【設定】ボタンを押すと細かい設定ができます。

 

全体的な影響力:メロディーの全体的な影響力をソロの生成にどれ位反映されるかを指定します。

最初のメロディー音に合わせる:メロディーの最初の音に合ったソロのフレーズをどれ位の確率で生成するかを指定します。

最後のメロディー音に合わせる:メロディーの最後の音に合ったソロのフレーズをどれ位の確率で生成するかを指定します。

全体的メロディー音をどこかで使う:全体的にメロディーの音がソロのフレーズのどこかに使われるよう設定します。

音程と開始位置を合わせる:メロディーの音程と開始位置の両方が、ソロのフレーズの音程と開始位置に合うよう設定します。

リズムを合わせる:どれ位のメロディーの音が同じ位置(音程は無視)で生成されるソロのフレーズに見られるようにするかを設定します。

密集度:ソロのフレーズの音符数に対するメロディーの音符数の比率を指定します。例えばメロディーが8個に対してソロのフレーズが10個の場合は80%です。(注:49、59、69などの数値に設定すると、ソロはメロディーが演奏していない間は静かめに演奏します。)

メロディーがない所ではソロを生成しない 目的に応じて有効にします。

経過音を許可する:メロディーに経過音が見られない場合、ソロのフレーズに経過音を許可する割合を指定します。例えば20%に設定すると、生成される音の20%が経過音であってもよいことになります。

メロディーに合わせたソロを生成する:高い数値にすると、ソロのフレーズはメロディーをより追うように生成されます。

ギターコードの自動生成 「ギタリスト」

メロディーに本格的なボイシングを加えながら、ギターコードを自動生成できます。

上部ツールバーの【ギタリスト】ボタンを押して、ギタリスト選択ダイアログを開きます。

[手順]

1) 左の一覧からギタリストを選択します。

2) 「適用トラック」欄でメロディートラック、ソロトラックのどちらに基づいてギターコードを生成するかを選択します。

3) 「ギター楽器」を確認します。各ギタリストには楽器が決められていますが、変更してもかまいません。

4) 「生成範囲」欄でギターコードの生成範囲を設定します。

5) 「優先フレットポジション」を指定します。ギターポジションは現行キーに基づいて自動設定されますが、変更してもかまいません。例えばCキーの場合、5thが最適ポジションだと判断されますが、「自動設定」を無効にし、「優先フレットポジション」を12thにしてもかまいません。

6) 「既存ギターチャンネル変更する」のオプションを使って、ギターチャンネルを持つトラックの場合(例えば、ギターの各弦に対応したギターコントローラ上で演奏される場合)、ギターポジションを変えないよう指示できます。普通はこのオプションを有効にします。

7) 「OK」ボタンを押します。

ギターコードが生成されると、元々あった音符数とギターコード生成後の合計数が表示されます。どの音にギターコードを加えるとよいかが適切に判断されるため、すべての音にギターコードが加わるわけではありません。

ギターコード生成に際し、下記の点にご注目ください。

・ ノーテーションウィンドウを開くと、元々あった音が単音としてそのまま残ったものがあれば、ギターコード(和音)の一部になったものもあることを確認できます。

・ 上級コードを含む幅広いギターコードが使われています。理論上のギターコードではなく、現実的なギターコードが使われています。

・ 実際にギター演奏者が弾くようなコードストロークが聞こえます。

・ メロディーメニュー>チャンネルタイプ は「ギター」に設定されます。ソングをMIDIファイルとして保存する際、フレットポジションの情報を持つギターチャンネル(11-16)が保存されます。

参考:ギタリストには、ストローク(弦をかき鳴らす奏法)を遅らせるよう設定されているものがあります。(ストロークの遅れの設定状況は「ギタリスト選択」ダイアログの 「設定」の欄に表示されます。) このため、ギターコード生成を繰り返すうちにメロディーが段々遅くなってしまうことがあります。回避策として、ギターコードを再生成する前に 編集メニュー>元に戻すを選択するか、ストロークを遅らせないギタリストを使います。

ギターコードが生成されると自動的に演奏が始まります。

生成されたギターコードはノーテーションウィンドウで編集できます。

生成されたギターコードはソングに保存されます。保存したあとに取り除きたければ、メロディーメニュー(またはソロメニュー)>編集>ハーモニー/ギターコードを削除 を使います。

MIDIファイルとして保存する際は、弦ポジションも自動的に保存されます。これは、ギタートラック用にチャンネル11~16が使用されるからです。

ハーモニーの自動生成 (和声に変換)

MIDIデータが入力されているメロディートラックまたはソロトラックでは、単音を和声で置き換えられます。

まず、上部ツールバーの【ハーモニー】ボタンを押し、メロディートラックの場合は、「メロディートラックにハーモニーを選択」を、ソロトラックの場合は、「ソロ/スルートラックにハーモニーを選択」を選びます。ハーモニー選択ダイアログが開くので、ハーモニーを選び、【ハーモニーをメロディートラックに書き込む】または【ハーモニーをソロトラックに書き込む】ボタンを押します。

すると、別のダイアログが開くので、範囲を指定し、【OK】ボタンを押して書き込みを確定します。

別のダイアログが開きますので、範囲を指定し、 [OK] ボタンを押して書き込みを確定します。

メロディーの自動装飾

優れたミュージシャンは、常に譜面どおりに演奏するとは限りません。タイミングを適度に変えたり、スタッカートやレガートなどを加えたりしながら演奏します。Band-in-a-Boxでも、そのようなライブ感のある演奏を再現できます。

上部ツールバーの【装飾】ボタンのメニューにある「メロディーを自動装飾」を有効にすると、ソングを演奏する度にメロディートラックに入力されたメロディーが装飾され、ライブ感を伴った演奏を楽しめます。(注:自動装飾を有効にしても、プログラムの終了時には無効に切り替わります。これは、次の起動時にメロディーが入力どおり演奏されるよう配慮されているからです。)

自動装飾は、初期設定ではメロディートラックに適用されます。ソロトラックに適用するには、【装飾】ボタンのメニューにある「メロディー自動装飾を設定」を選択してダイアログを開き、「装飾先トラック」のオプションをソロに設定します。

自動装飾されている様子は、ノーテーションウィンドウで確認できます。

メロディー自動装飾の設定ダイアログ

このダイアログを使うと、装飾方法を設定したり、装飾をトラックに書き込んだりできます。

ダイアログを開くには、上部ツールバーの【装飾】ボタンを押し、「メロディー自動装飾の設定」を選択します。または、[Ctrl]+[Alt]+[L]を押します。

演奏ごとに自動装飾する:有効の場合、「適用先トラック」欄で選択したトラックは、ソングを演奏するごとに装飾されます。無効の場合は、【新たに装飾し、固定する】ボタンを押さない限り、装飾されません。

ヒューマナイズ:これは、ベロシティ、デュレーション、タイミングを適当に変えながら自然なばらつきを与えるためのものです。「メロディーが堅い時にする」を選択すると、リアルタイムで録音したメロディーはヒューマナイズされませんが、ステップタイムで入力した機械的な硬いメロディーはヒューマナイズされます。

オクターブ調整:現行のメロディー楽器に最適なオクターブに自動調整します。オクターブの調整方法は、【追加設定】ボタンを押すと開くダイアログで行います。

プッシュ:拍の頭に先行する音を追加します。

プッシュ省略:すでに存在するプッシュを無視して、拍の頭に合わせて演奏します。

グレースノート(装飾音):グレースノートとは、元の音符よりわずかに早く、半音下で演奏される音のことです。ノーテーションウィンドウでは、読みやすさを優先するため、グレースノートは表示されません

ダブルノート(同じ音):ダブルノートとは、同じ音程で繰り返す音のことです。

エクストラノート:エクストラノートとは、音と音の間に追加される音のことです。

ターン(回音):元の音符を中心に上下に半音またはスケールトーンずつ移動し、元の音符に戻るターン(回音)が適用されます。

ビブラート:メロディー装飾の追加設定ダイアログの設定に応じてビブラートを演奏します。(ビブラートは楽譜上には表示されませんが、イベントリストで確認できます。)

レイドバック:若干ディレイし、レイドバックした(ゆったりした)感じで演奏します。

装飾先トラック:装飾は、メロディートラックかソロトラックに適用可能です。

設定を更新し、試聴する:自動装飾中にダイアログ内の設定を変更したあとにこのボタンを押すと、新しい設定による装飾を確認できます。

新たに装飾し、固定する:新たに装飾し、トラックに書き込みます。

現行の装飾を固定する:自動装飾は演奏中にライブで行われ、トラックに書き込むものではありません。しかし、このボタンを押すと、装飾をトラックに書き込むことができます。

元のメロディーに戻す:装飾を固定する前のメロディーに戻します。 (注:ダイアログを閉じたあとに、装飾を固定する前のメロディーに戻したければ、編集メニュー>元に戻す を使用します。)

統計:装飾中でなくても、現行の装飾による状況を見ることができます。

設定を保存/設定を開く:ダイアログ内の設定をEMBファイルとして保存したり呼び戻したりできます。

元に戻す:装飾する前のメロディーに戻します。

追加設定:追加のダイアログを開きます。

 

ビブラートの速さ/ブラートの深さ:ビブラートの速度や深さを設定します。

ビブラートを適用する音の長さ:例えば120を入力すると、120ティック以上の音(=4分音符)がビブラートされます。

ビブラートの開始位置:ビブラートする場合、音の始まりから数えてどの位置で開始するかを設定します。

グレースノート(装飾音)の長さ:装飾音の長さを調整します。

オクターブの調整方法:メロディー楽器が演奏できる音域外に音符がある場合のみオクターブを調整するか、常に最適のオクターブに自動調整するかを選びます。

ベロシティ設定:ヒューマナイズする際のベロシティの範囲を設定します。

レガート設定:レガートの量を設定します。

 

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